かかりつけ医について
「風邪をひいた」、「体調が何だかいつもと違う」…
そんな時に診てもらう先生は決まっていますか?
「かかりつけ医」は、患者さんの身近にあり、いつでも病気の相談を受け、そして丁寧に正確に病状を説明し、また必要なときにはふさわしい医療機関を紹介するなどの役割を担っています。
日頃から、かかりつけの先生を決めておくと、具合が悪くなった時に慌てて先生を探す必要がないだけでなく、先生によっては、区の健診や予防接種などを受けることもできます。
また、在宅医療などが必要になった時にも、かかりつけ医の先生にご相談することもできます。
あなたと家族の健康のために、身近にかかりつけ医を持ちましょう。 予防も含めて、ふだんから気軽に何でも相談できる関係を築くことが大切です。 『病気かな?』と感じた時、体調が悪くなり『これは何科かな?』という時は、まずはかかりつけ医を訪ねましょう。
練馬区医師会では、かかりつけ医のご案内の窓口(「練馬区医師会医療連携・在宅医療サポートセンター」)を設置しています。
- 引っ越してきたばかりで、近くの医療機関の場所が分からない。
- こどもが生まれたので小児科を探している。
- もの忘れや認知症で相談できる医師を探している
- 寝たきりの家族を抱え、定期的に往診(訪問診療)してもらえるような、在宅医療を行っている医師を探している。
- 病院を退院後のかかりつけ医を探している。
…など
かかりつけ医に関することはお気軽に「練馬区医師会医療連携・在宅医療サポートセンター」にご相談ください。
お問合せ
医療連携・在宅医療サポートセンター
電 話:03-3997-0121
月~金 : 午前9時~午後5時
土 : 午前9時~正午
( 日曜・祝日・年末年始はお休みです)
在宅医療について
【在宅医療とは?】
病院・医院へ通院困難な患者さん対して医師などの医療スタッフが自宅・施設などへ訪問して、医療を継続することを『在宅医療』といいます。
【対象者は?】
小児の方から、さまざまな難病やがんの方、寝たきりで介護が必要になったご高齢の方まで、病院・医院への通院困難な患者さんであれば、年齢・病気の種類などに関係なくどなたでも受けることができます。
【訪問診療と往診ってどう違うの?】
『訪問診療』
通院が困難で、かつ継続的な診療が必要な患者さんに、定期的・計画的に医師がご自宅を訪問し診療します。通常は月2回程度の頻度で定期的に訪問し、診療・治療・薬の処方・療養上の相談、指導などを行います。
『往診』
急な病状変化(発熱など)に対し訪問診療とは別に、患者さんやご家族からの要請に基づき不定期に行われる在宅医療です。
【在宅療養支援診療所(病院)とは?】
住み慣れた家で日常生活を送りながら療養できるよう、24時間体制で患者・家族からの病状悪化などに対する連絡を受け、必要な場合は往診や訪問看護を提供するなどの態勢を整えている診療所(病院)として届出をしている医療機関を、在宅療養支援診療所(病院)と呼んでいます。
【在宅医療を受けたい場合は?】
まずはかかりつけの先生にご相談して下さい。その先生が在宅医療を行っていれば、直接その先生にご依頼することになりますし、行っていない場合でも、在宅医療を行っている先生をご紹介してくださります。 患者さんが入院中の場合は、病院によっては在宅医療の相談窓口があったり、看護師・医療ソーシャルワーカーといった相談員がいますので、そちらにご相談ください。 また、ご相談できるかかりつけ医がいないなど、練馬区内で在宅医療を行っている先生をお探しの場合は、『練馬区医師会医療連携・在宅医療サポートセンター』までご相談ください。
■練馬区内で在宅医を探したい
練馬区医師会では、在宅医療に関する相談窓口として『練馬区医師会医療連携・在宅医療サポートセンター』を設置しています。
医療連携・在宅医療サポートセンターでは、区民の皆さまが安心して自宅で療養生活を送れるよう、医療ソーシャルワーカー・看護師などが、在宅医療に関する相談に応じています。
在宅医療について、どこに相談すればよいか迷われた時は、どうぞお気軽にご連絡ください。
【在宅医のご案内】
病院からの退院へ向けて、あるいは外来への通院が困難になった際に、練馬区内で訪問診療(往診)のできる医療機関をご案内いたします。
【利用方法】
医療連携・在宅医療サポートセンターまでお電話でお問い合わせください。
患者・家族、介護事業者、病院の医療連携室など、どなたでもご利用いただけます。
お問い合わせ
医療連携・在宅医療サポートセンター
電 話:03-3997-0121
月~金 : 午前9時~午後5時
土 : 午前9時~正午
( 日曜・祝祭日・年末年始はお休みです)
【在宅医療(往診・訪問診療)を実施している医療機関】
往診・訪問診療を行っていることを公開している医療機関につきましては、下記のリストをご覧ください。
医療連携について
医療連携とは、1つの医療機関だけで医療を提供するのではなく、病院と診療所(かかりつけ医)、診療所(かかりつけ医)と診療所(かかりつけ医とは異なる科の先生)など、地域の医療機関がお互いに協力し合い、それぞれの医療機関の特長を活かしながら、それぞれ役割分担を明確にして、地域全体で最適な医療を提供しようという取り組みです。
■在宅医療後方支援病床コーディネート事業について
練馬区医師会では在宅医療を受けている方の病状悪化、終末期、レスパイトなどに対応し、また退院後は速やかに在宅へ移行を促すための在宅医療後方支援病床コーディネート事業を区内12の練馬区医師会会員医療機関(有床診療所や病院)の協力のもと行っております。
練馬区医師会医療連携・在宅医療サポートセンターではかかりつけ医(練馬区医師会会員医療機関)からの入院要請を受け、迅速かつ適切な入院先を紹介するよう尽力しております。
■【練馬区医師会 在宅医療後方支援病床確保協力医療機関】
練馬総合病院、浩生会スズキ病院、東海病院、練馬光が丘病院、辻内科循環器科歯科クリニック、大泉生協病院、川満外科、陽和病院、関町病院、島村記念病院、田中脳神経外科病院、慈雲堂病院